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眠る女 La Dormeuse

          眠る女

どんな秘密を心のなかに燃やしているのか、私の若い恋人は、
魂が穏やかな仮面を通って花の香りを吸いながら?
どんな空虚な糧でその本来の情熱が
眠っているひとりの女の輝きを作るのか?

息づかい、夢々、沈黙、勝てない小休止、
君は圧勝する、オー平和、恐れよりも力強い、
そのときは十分な眠りにより厳かな波と豊富さが
ひそかに共謀しているのだ、そのような敵の胸の上で。

眠る女、金色の集積、それは影によるそして放棄のよるものだが、
恐るべき君の休息はそのような恵みで満たされている、
オー雌鹿、物思いを伴い房のそばに長くして、

不在の魂にもかかわらず、地獄で忙しい、
君の形、その腹は純粋、流れるような片腕は覆っている。
眠らないで。君の形は眠らない、そして私の目は開いている。

帯 La Ceinture

       帯

頬の色の空がとうとう人の目に
それを深く愛するままにするとき
そして滅びの黄金の点で
バラたちのなかで時間が戯れるとき、

そのような絵が鎖でつなぐ
喜びの唖者の前で、
自由な帯をした「影」が踊っている、
そしてそれを夕暮れが捕まえる寸前だ。

さまようこの帯が
大気の呼吸のなかで震わせているのは
最高の絆、それは
この世界と私の沈黙をつなぐもの . . .

無い、有る . . . 私は確かに独りだ、
そして暗い、オー甘美な屍衣。

歩み LES PAS


           歩み
              
君の歩み、私の沈黙の子供たちは、
聖人のように、ゆっくりと踏み、
注意深くベッドに
進む、音を出さずに冷ややかに。

純粋な人、神々しい影、
それらの歩みは心地よいのだ、君の捕らわれた歩み!
神々! . . . 私が解くすべての贈り物は
その素足とともに私にやってくる!

もし、君の前に出された唇で、
私の思考の住人をなだめるために
君はキスの糧を
用意するとしても、

急がせてはいけない、この優しい行為を、
在る喜び、ない喜びを、
なぜなら私はあなたを待って生きたから、
そして私の心はあなたの歩みにしか過ぎなかったから。


詩 POÉSIE


           詩
              
驚きによってつかまえられ、
口は、「詩」の乳房に
吸っていたが、
そこから薄髭を離している。

― オー私の母「知性」、
それにより柔らかさは流れていた、
これは何と不注意なんだ、
その乳を涸れさせておくとは!

そのみ胸ですぐに、
白い絆で押しつぶされて、
私を揺すっていたのは、あなたの心からの
海の波、財産で満ちている。

あなたの暗い空のなかで、
あなたの美しさに打ち負かされると、
私が感じていたのは
光が闇を飲んで私になだれ込むこと!

神、その本質のなかで見失われている、
そして気持ちよく
素直である、至上の鎮静の
認識に、

私は純粋な夜に触れていた、
私はもはや死ぬことができないでいた、
というのも、切断のない大河は
私を駆け巡るように私には思えていたから . . .

言え、何をむだに恐れて、
何の恨みの影により、
この素晴らしい感興が
私の唇で断ったのか?

オー厳密さ、あなたは私にとって兆しなのだ
それは私の精神には気に入らなかったが!
白鳥の飛翔する沈黙は
私たちの間でもう君臨しない!

不死の母、あなたのまぶたは
私の財宝を私に拒否する、
そしてその肉体は石に作られた
それは柔らかかった、わが身の下で!

空からさえあなたは私を離乳させる、
何の不当な回帰によってか?
何のあなたか、私の唇なしで?
何の私か、愛なしで?

しかし中断している「泉」は
彼に答える、厳しさなしに。
― とても強くあなたはが私をかんだ、
私の心臓は止まったのだ!


蜜蜂 L'ABEILLE


           蜜蜂
              フランシス ドゥ ミオマンドルに。
ブロンド色の蜜蜂、君の針が
どんなに鋭く、致命的であろうとも、
私は、柔らかい私のかごの上に、
レースの夢しか投げ出さなかった。

刺して、美しい瓢箪の片乳に、
その上で「恋愛」は死にあるいはまどろむ、
私自身の真紅の少しが
丸くつれない肌に来てほしい!

私にとても必要なのは素早い苦痛。
激しくしっかりした終わり
の方がよどんだ責め苦より良い!

だから望む、私の感覚がこの微小で
金色の警報によって輝くことを、
それなしでは「恋愛」は死ぬか眠る!

円柱たちの賛歌 CANTIQUE DES COLONNES 

         円柱たちの賛歌
               レオン-ポール ファルグに。

心地よい円柱たち、日光で
満たされた帽子をかぶり
飾るのは本物の鳥たち
それらは縁を歩行している、

心地よい円柱たち、オー
紡錘たちのオーケストラ!
各々が生贄に捧げるのは
一斉の沈黙。

― 何を君たちはそんなに高く支えるのか、
対等に光り輝くものたち?
― 欠陥のない欲望に
私たちの勤勉な優雅さを!

私たちは一度に歌う、
天上を支えるのは私たちだと!
オー唯一であり賢い声、
それは歌っている、それらの目のために!

見なさい、なんて純真な歌なんだろう!
なんと響きを
私たちの澄みきったメンバーは
光から引き出していることか!

そんなに冷ややかで金色な
私たちはのみによって取り出された
層の出だった、
これらのユリになるために!

結晶の層の出である
私たちは明敏であった、
金属の爪は
私たちを調和した。

月に立ち向かうために、
月と太陽、
人は私たちをそれぞれ磨く、
足の爪のように!

女中たち、膝がない、
微笑、顔がない、
美女は私たちの前にいて
純粋な両足を感じている。

恭しく同様の、
その鼻、鉢巻きの下、
そして私たちの豊かな耳、
白い重荷に耳の聞こえない、

一宇の神殿、黒い目の上に
永遠のためにある、
私たちは神々なしに行く、
神性に向かって!

私たちの古代の青年期、
磨かれていない肉体と美しい影は、
繊細により誇り高い、
それは数によって生まれる!

黄金比の娘たち、
天の法則に秀でている、
私たちの上に落ち眠るのは
ひとりの神、蜜の色だ。

彼「日の神」は満足して眠る、
私たちは毎日
テーブルに愛を提供し、
私たちの額に見せている。

不朽の姉妹たち、
半ば焼け、半ば冷え、
私たちがダンスの相手に選んだのは
そよ風と乾いた葉々。

そして十倍の世紀、
そうして国民は行ってしまい、
それは奥深い昔日である、
昔日、決して十分ではないのだ!

私たちの同じ愛の下に
世界よりも重い
私たちは日々を通過する、
あたかも波打つ石のように!

私たちは時のなかを歩んでいる
そして私たちの体は輝いているが
えも言われぬ歩みを行っている、
神話のなかを歩むという . . .


鈴懸の木に  AU PLATANE


          鈴懸の木に
              アンドレ フォンテナスに。
君は傾いている、大きな鈴懸の木、しかも差し出すのは裸、
        白い、若いスキタイ人のように、
だが君の純真さは捕らえられ、君の足は押さえられている、
        その地形の力によって。

よく響く樹影は君を奪い去る同じ青空のなかだが、
        静まり、
黒い母は純粋に生まれたこの足を縛りつける、
        泥が重くのしかかって。

絶えず動く君の頭に風は望まない。
        優しく暗い大地は、
オー鈴懸、決して一歩も見逃しはしないだろう、
        君の樹影が感嘆させても!

その頭は光の階段にしか近づかないだろう、
        そこは樹液が高ぶらせているが。
君は成長できる、純白だ、しかし永遠の休止の結び目を
        断つことはできない!

感じ取れ、君の周りの、神聖な水蛇によって結ばれる
        生きている別の誰かを。
君の仲間は多数からなっている、松からポプラまで、
        トキワガシから楓まで。

それぞれは、死者に捕らえられ、乱雑な灰のなかに
        足々は混乱しているが、
花々が逃れるのを、そして翼のあるそれらの精液が
        軽い流れで降りるのを感じる。

純粋なハコヤナギ、クマシデ、そして四人の
        若い女の形をしているこのブナは、
いつも閉じた空を打つことを少しもやめない、
        空しく枝で覆われても。

彼らは離れて生きる、彼らは共に泣く、
        ひとつだけの不在のなかで。
そして彼らの銀の手足は空しく裂かれている、
        甘い誕生のときに。

彼らの吐く魂が夕方にアフロディテへと
        ゆっくり昇るとき、
乙女は木陰に、無言で、座るだろう、
        恥じらいにすっかり熱くなって。

彼女は不意を突かれ青ざめ、優しい前兆に
        なるように感じている、
それはひとつの存在する肉体が未来に向かって
        若い顔によって転じるものだが . . .

しかし君、腕は動物の腕よりも純粋だ
        君、金色のなかにそれらを沈める人、
君、悪の幻影を昼間に作り出す人、
        それは眠りが作る夢だが。

高く豊富な葉々、誇り高い混乱、
        厳しい北風が
金の頂で、若い冬の蒼天を君の竪琴で
        響くとき、「鈴懸」、

思い切って唸れ! . . . 必要なのだ、オーしなやかな木の肉体、
        身をよじり、よじり戻し、
折れんばかりに嘆き、そして混乱のなかに嵐が探し求める
        声を嵐に送り返すことが!

鞭打て、自分を! . . . 思われよ、耐え忍ぶ殉教者だと、
        その人は自分自身を傷つけているが、
そして競え、去ることのできない炎と
        松明へ向かうそれらの回帰を!

これから生まれてくる鳥たちへ賛歌が昇るために、
        そして魂の純粋なものが
炎の夢を見る幹の木の葉らに希望によって
        身震いさせるために、

私は君を選んだ、庭園の力強い人物、
        君の縦揺れに酔っているが、
なぜなら大空は君を鍛え、オー偉大な弓、
        大空に言葉を返せと君に迫っているから。

オー何と優しい木の精たちのライバル、
        唯ひとりの詩人が
滑らかな君の幹を撫でることができるのなら、野心ある
        「馬」のももを彼が撫でるように! . . .

― いいえ、言うのはその木。木が言う:いいえ!立派な
        その頂を輝かせて、
何と嵐は自在に処理するのだ、
        それが一本の草にするように!




魅力 CHARMES 曙光 AURORE


            魅力 
                
                 詩ヲ紹介スルタメニ。            


            曙光
                ポール プジョーに。

陰鬱な混乱は
それが私の眠りに尽くしているが、
太陽の様子である薔薇から
消えてなくなる。
私の魂のなかに私は前進する、
自信の翼をいっぱいにして。
それは最初の祈りだ!
砂漠を出るとすぐに、
私は素晴らしい歩みをする、
私の理性の歩みに従って。

やあ! まだ眠っている
双子の微笑に、
相似の女の友ら
彼女らは光っている、単語の間で!
蜂蜜の喧騒のなかで、
私は君らを籠で占有しよう、
そして金色の私のはしごの
震える横木の上に
私の慎重さは消えて
既にその白い足を置いている。

何という曙光か、身震いし
始めている山々の臀部の上の!
グループになって既に伸びをしているのは
女たち、眠っているように見えたが、
一人は輝き、もう一人は欠伸をする。
そして鼈甲の櫛の上に
あいまいな指をさまよわせ、
まだ夢のなかの隣の
怠惰な女は夢をその声の
前提に結びつける。

なに! 君たちか、笑顔のない女たち!
なにをしたか、昨夜、
魂の情婦たち、観念たち、
倦怠による高級娼婦たちは?
― いつも慎み深いの、女たちは言う、
私たち不滅の存在は
決してあなたの家を裏切らなかったわ!
私たちは離れてはいなかった
だけでなく秘密の蜘蛛だった、
あなたの暗闇のなかで!

喜びに酔い痴れてくれないで
しょうか! あなたの謎の上に
織り成される絹糸からの十万の太陽が
闇より出てくるのを目の当たりにして?
私たちが作ったものを見て。
私たちはあなたの深淵の上に
私たちの基本の糸をぴんと張った、
そして裸の自然を捕まえたわ、
震える準備の一本の
か細いよこ糸のなかに . . .

彼女たちの精神的な蜘蛛の巣、
私はそれを壊す、そして官能の
森のなかに私の歌の
神託を探し求めていく。
存在! 普遍的な耳!
すべての魂は欲望の
頂点と対になる . . .
魂は震えて自己の声に聞き入っている。
そして時おり私の唇は
魂の戦慄を捕らえるように思われる。

ここにあるのは陰の多い私の葡萄園、
私の巡り合わせの揺籃! 
それらのイマージュは多数からなる、
私の視線と同じくらいに . . .
すべての葉が私に示すのは
好意的な泉、
そこで私は儚いざわめきを飲む . . .
すべては私にとって果肉、すべては核、
すべての萼は私に求める、
その果実のために私が待つことを。

私は刺を恐れない!
目覚めは良い、たとえ辛くても!
それらの観念的な略奪は
確信したがらない。
ある世界を奪い取るためには
そんなに深い傷によらねばならないが、
それが略奪者にとって
実りある傷となる、
そしてその自らの血は
真の所有者であることを保証する。

私は目に見えない
池の透明に近づく、
そこでは私の「希望」が泳いでいる、
水がその胸を支えて。
その首は漠とした時を切る、
しかもその波を舞い上げる、
比類のない首が為している . . .
「希望」は結ばれた波の下で
無限の深さを感じている、
そして足指から慄くのだ。



うら若きパルク LA JEUNE PARQUE


         うら若きパルク

アンドレジッドに
何年も前から
私は詩の技法を放置していた、
再びそこに私を強いようと試みて、
私はこの習作を作った、
それを君に捧げる。
1917

「天」はかずかずの奇跡のこの堆積を作ったのか
一匹の蛇の住み家のために?
ピエール コルネイユ。

誰があそこで泣いている、風のひと吹きでないのなら、独りきりの
この時間に、極限のダイヤモンドらとともに? . . . けれど
誰が泣いている、私自身のとても近くで、泣いている時に?

この手が、それがそっと触れることを夢見る私の顔の上で、
深いある終わりに対してぼんやりと従順ではあるが、
待っているのは、私の弱さにより溶け出るひとしずくの涙、
そして私の運命により徐々に分けられて、
最も純粋で打ちひしがれた心が沈黙のなかに解明すること。
海のうねりが私に囁くのは、叱責のかげり、
あるいは低いここで、岩ののどに、
裏切られ痛切に甘受されるもののように、それが
取り出すのは、ざわめき、嘆くような音で抑制したもの . . .
何を君はするのか、髪を逆立て、その手を凍らせて、
そして色あせた一枚の葉のどんな震えが
持続するのか、君ら、私の裸の胸の島と島の間で? . . .
私はきらめく、この未知の天空に結ばれて . . .
無限のブドウの房は輝く、災いによる私の渇きに対して。

全能の異邦人たち、必然の星々
それらは束の間の遠い昔に、何かしら純粋で摩訶不思議な
光をお創りくださる。
君たち、死すべき人間のなかに涙に至るまで
これらの至高の輝きを、これらの無敵の武器を、
そして君たちの永遠のあこがれを、投じるもの。
私は君たちとともに孤立した女、震えている、私の褥を
離れたので。そして驚異によって削られた暗礁の上で、
私は私の心に尋ねる、どんな苦悩が、私自身による又は
私に犯されるどんな罪が、私の心を目覚めさせるのかと? . . .
. . . それとも夢に閉じ込められた悪が私に付きまとうのかと、
その時(いくつもの光の金色がそよぐビロードに消えて)
私はふくよかな私の両腕で私の両こめかみを包み
長い間私の魂のきらめきを待っていたが?
すべて? まったく私に属するすべて、私の肉体の女主人が、
震えによる肉体の奇妙な広がりを硬直させるので、
そして私の心地よい束縛のなかで、私のつるされた血にもだが、
私は自身を見る私を回りくどく見ていた、視線から視線で、
そして金色にしていたのは私の深い森。

私はそこに一匹の蛇を追っていた、それは私を噛んだばかりだ。



何という欲望のうねりか、その引きずりは! . . . 何という
宝の混乱か、私の貪欲を取り上げていて、
そして何という透明で暗い渇きか!

オー悪巧み! . . . あとに残された苦痛の微光に
私は自分がまだ傷ついていると感じた . . .
魂の極度の裏切りに、ひとつの先端が生まれる。
その毒は、私の毒は、私を照らし自分を知る。
それは自身に巻きつかれた処女を彩る、
嫉妬深い . . . しかし誰に、嫉妬し脅かされるのか?
そしてどれほどの沈黙が私の唯一の所有者に語るのか?

神々! 私の重い傷のなかに一人の秘密の姉妹が
燃える、彼女は最たる人よりも注意深い自分を好む。



《 行け! 私は素直な君の種族をもはや必要としない、
いとしの「蛇」. . . 私は巻きつく、目が眩むほどの存在!
やめなさい、結び目の集まりを私に与えるのを、
私から逃れそして予言する君の忠実も . . .  
私の魂はそこで十分だ、廃墟の飾りで!

以下458行未訳


詩のアマチュア L'AMATEUR DE POÈMES


         詩のアマチュア

「もし」私が突然私の本当の思考を凝視するならば、
私は人称のない出自のない心の内の言葉に耐えなけ
ればならないことを自ら慰めはしない。心の内の言
葉とは束の間のもの、そしていくつもの企ての無限、
それらは自らの容易さによって中断されている、容
易さは結局変わる、それらの企てとともに何も変わ
らないのではない。仮象なしで脈絡のない、全くす
ぐにではない、自然発生的であるような、思考は、
その本性から、文体を欠いている。

「だが」私は毎日なんらかの必要な存在を私の注意
に対して提案する能力を持っていないし、私の耐え
られない逃走の代りに、始めと充実と終わりの外見
を形作るような、精神的な諸障害を装う能力も持っ
ていない。

「詩」というものは持続である、その間、読者とし
て、私は準備された一法則を呼吸する。私は私の息
と私の声の諸器官を与える。すなわちただそれらの
力だけだ、それは沈黙と両立する。

「私」は素晴らしい進展に身をゆだねる。語が導く
ところを読み、生きる。それらの出現は書かれてい
る。それらのハーモニーは合奏されている。それら
の刺激は以前の瞑想に基づいて構成される、そして
それらは壮麗あるいは純粋な集まりをなして突進す
るだろう、反響のなかに。私の驚きさえ確保されて
いる。その驚きは前もって隠されていて、諧調の一
部をなしている。

「動かされ」、運命の文字によるのだが、そしても
し常に来るべき韻律が私の記憶を永久に鎖でつなぐ
ならば、私はそれぞれの言葉をすべてのその力に従
って感じる、それを際限なく待っていたために。そ
の韻律的文節は、私を運び私が彩るが、私を真実と
虚偽から守る。疑いは私を分裂しないし、理性も私
を苦しめない。皆無の偶然、しかし異常な運は強く
なる。私は努力なしにこの幸福な言葉を見つける。
しかも私は技巧により思考する、思考とは、全く確
実で、不思議なほど予見的で、― 計算されたすき
間があり、無意志の暗闇なしに、その運動が私に命
令し、音節の長短が私を満たす。思考とは独自に完
成されたものだ。


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