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夕暮れの過剰、捨てられた詩 . . . PROFUSION DU SOIR, POÈME ABANDONNÉ. . .

         夕暮れの過剰、
           捨てられた詩 . . .
太陽の、それは強い怠惰を支え
超然として熟視者の目に身をゆだねているが、
視線!. . . 私が飲むのは天上のワイン、そして私が愛撫するのは
極限の高度による神秘な穀粒。

私が燃える胸に抱くのは私の明晰な優しさ、
私は戯れる、古代の発明者の輝きとともに。
しかしだんだん神は、空気の緋色のなかで
関心を持っていないのだが、ゆっくり変わってゆく。

純粋な場ですべての観念を鍛造させておき、
からになった球体のなかの落日の作用は
鳥たちなしに、その完全な大きさを知る。

その天使が、裸の目で若々しいが、その恥じらいのなかで
予感しているのは、崇高な降誕、解き明かされる星によるが、
ひとつのダイヤモンド、行動すること、それは光輝を和らげる . . .
        *
オー夕暮れ、君は穏やかな悦楽を蒔きに来る、
地平線、様々な眠りがある、驚愕、信心深い心による、
納得のいく接近、油断ならない爬虫類、
そしてバラ、不動の死すべき一人が嗅いでいるもの、
その金色になった目は、天の約束に参加している。
        *
 君の燃えるような祭壇の上で、その寛大な目が
燃やすのは、放心したその魂、貴重なある過去。
 彼が好んで、自ら礼拝に値する金色のなかで
築くのは、蒸気による記憶すべき寺院、
暗いエーテルのなかに吊るすのは、その危険と暗礁、
そして飛ぶ、受動的な勝利の輝きに陶酔して、
運命の女神に会おうと金色の橋のある深淵の上を。
― そのとき思考する劇場から遠い岸辺で
軽い仮面の下に細い月が滑り込むのだが . . .
        *
そのワインが飲まれて、人は欠伸をする、そしてその瓶を砕く。
虚無の驚異に人は恨みを保つ。
しかし夕暮れの魅惑がバルコニーの上で煙らせているのは
女によるそして雲による混乱 . . .
        *
― オー「助言」! . . . 荘厳な「立ち止まり」! . . . 天秤、
沈黙の動機の重さを量る金色の指にふさわしい!
オー「英知」、輝く神々の間にある鋭敏なものだ!
― あまりにも美しい空間から、私を保護せよ、欄干!
あそこで、私を呼ぶのは海! . . . あそこで、身をかがめて
いるのは、目が眩むほど有名なウェヌス、その両腕を沈めていて!
        *
私の目は、それが波のしなやかな運命に向けられているとはいえ、
そして夢のように永遠の宝瓶宮に乾杯するとはいえ、
固定するそして世界を受容しうるひとつの部屋を守っている。
そして深い驚きによる私の貪欲が
透明な揺りかごを通して辛うじて見るのは
この女性、泡と藻と金でできている、
砂と塩の上にうねりの山が転がる。
        *
しかしながら私は天空に精神のはしゃぎを置く。
私が未知の地面の水蒸気のなかに見るのは、
花の女神たち、裸体を装っている、
雷雨の支配者たち、半裸体でさ迷っている。
そして暗くなる夕暮れの空気に合う岩々の上に、
そのような神が肘をついている。ある天使が泳ぐ。
その天使は腰の回転ごとに空間を復活させる。
私としては、ある人物の影をこの世で投げかけるが、
でも最高の支配者のなかで解放されていて、
私が感じるのは私を浸す私、そして私を軽蔑する純粋な私!
未来の胸の内で海の思い出に生きながら、
私の選択する肉体のすべては私の注視のなかで水浴する!
        *
 ある泡立つ頂上は、巨大であり染まっているが
力強く純粋に遮断している、そしてその中庭をしわ寄せている。
 転がして運べよ、金色の隔たりを私のハートまで、
波! . . . 奪われる水平線で崩れかかる刻々の太陽、
君は遠くに行かないだろう、私が生きている闇から
神々を隔てる人に知られていない線よりも。
         *
 ある渦巻きが、ゆっくりして一里の長さだが、
重い魅力をまき散らしながら、それは青である渇き
歓喜が行われる白いけだるさだが、
引き寄せている、蒸気の力尽きた黒い汽船を . . .
        *
 だが重々しく雪を頂く夕暮れの山々、
あまりにも豊かな雲々とたくさんのそれらの乳房、
オリンポス山のすべての威厳は後退する、
というのはここに合図があり、ここに別れの金色があり、
そして空間が微小な小舟を吸い込んだから . . .
        *
 重い破風、常に不完全な休止だ、
ルビーの幕、奇妙にもある暗い惑星の
悪い視線のために上げられる。
時間は完全だ、欲望は沈黙した、
そして金色の口のなかで争われる欠伸、
詩人が魔法にかけていた言葉が四散する . . .
 時間は完全だ、欲望は沈黙した。
        *
さらば、さらば! . . . 君たちの方に、オー私の美しい
イマージュたち、私の両腕が差し出しているのは飽くなき港!
来なさい、おびえて、君たちの羽を逆立てて、
冒険好きな帆船たち、死が急追している!
急いでせよ、急いでせよ! . . . 夜がせきたてる! . . .
タンタロスは滅びかかっている! 天のはかない歓喜も!
一輪のバラ、宿命の闇にはないが、
まったく最後で西方の一輪のバラは
恐ろしく青ざめている、広々した夕暮れに . . .
 建物の高みにある支柱に、微風に酔う旗の色をした
空気の精が震えているのを、私はもう見ない、
そしてこの壮大な港は黒い船着場でしかない、
そこは凍てつく風が駆け回り私の皮膚は来るのを感じている!

 閉ざせよ!閉ざせよ! 侮辱される窓!
真実の夜を恐れる大きな目!
 そして君は、種のまかれた星々によるこれらの高みから、
受け入れよ、神秘と倦怠に受胎されて、
様々な考えの口を閉ざした母性を . . .


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